ロシアW杯は日本が初戦を勝利したことで予想以上に盛り上がっていますね。まさか勝つとは思わなかったのでこの盛り上がりはいいですね。
日本の勝利を手放しで喜ぶ人が多いなか、コロンビア戦の勝利は当然と言っている解説者の方がいました。それがセルジオ越後さんです。セルジオ越後さんといえば辛口の評論で有名でかなり辛辣なことをバンバン言っていますよね。
セルジオ越後さんという方がどんな人なのかよく知らなかったので、今回はセルジオ越後さんの現役時代や監督時代はどんな感じだったのか調べてみました。
セルジオ越後の現役時代の実績、実力は?
セルジオ越後さんは1945年7月28日生まれの72歳です。国籍はブラジルで日本から移民の両親のもとで生まれた日系ブラジル人二世なんだそうです。
17歳のときに名門コリンチャンスのジュニオール(ユース)のテストに合格してプロサッカー選手になったそうです。セルジオ越後さんはブラジル時代に「エラシコ」というフェイントを考案したそうです。そのフェイントを同期の元ブラジル代表のロベルト・リベリーノが真似して一躍有名になったそうです。
コリンチャンスでは右ウィングとしてプレイして11試合に出場したそうです。その後1年あまりで契約を解除されてしまったそうです。名門チームに所属していたものの目立った活躍はできなかったみたいですね。
それからは鉄骨関係の会社でサラリーマンとして働いていたそうです。選手としてはブラジルの2部チームを2つ渡って、それから日本の社会人チームからオファーがあって来日したそうです。
1972年に湘南ベルマーレの前身である藤和不動産サッカー部に入団し、2年間プレイしたそうです。このチームでは40試合に出場し、6得点をあげています。
日本サッカーリーグ(JSL)に元プロの選手が加入したのは史上初ということで当時大きな話題になり観客数もかなりすごかったらしく、普段の平均の4倍とか入ってそうです。
高い個人技のテクニックと技術の高さで多くのファンを魅了して「魔術師」とも言われてファンからも愛されていたそうです。かなりうまい選手だったみたいですね。
ただ、そこまでものすごい活躍をしていたという感じではないようです。40試合で6得点というのもそんなにすごくないですし、ちょっと期待はずれという感じだったのかもしれませんね。その後、現役を引退してからは指導者となります。

セルジオ越後の監督時代の実績、実力は?
セルジオ越後さんはものすごい上から目線で日本代表とかサッカーについて語っているので監督経験が豊富なのかとおもいきや監督経験はないみたいですね。
永大産業サッカー部でコーチの経験はあるものの2年ほどでこのクラブも活動停止になって終わってしまったそうです。
その後は日本サッカー協会公認の「FIFAさわやかサッカー教室」を開くなどして全国の少年少女に対して指導をしてきたそうです。延べ50万人以上の少年少女に指導してきたということでこれはすごいですね。
この功績が認められて2006年に文部科学省の2006年生涯スポーツ功労者表彰し、2013年には外務大臣表彰されています。日本サッカー協会の強化委員会で委員を務めるなど日本サッカーの普及に尽力し様々な功績を残してきたそうです。
セルジオ越後の評判は?
セルジオ越後さんといえば辛口の評論が特徴ですよね。なんでもかんでも批判的な発言をするのでネット上では一部評判が悪いようです。
ただ、こうした辛口は日本代表が強くなってほしいということであえて苦言を呈しているそうです。サッカーファンからすれば日本代表をボロクソに言われるということでセルジオ越後さんに対していい感情を持っていない人も少なくないようです。
的はずれな批評とかは少ない気がしますが、ファンにとっては耳障りなことも多いので老害みたいになかんじでセルジオ越後さんを見ている人もいるようです。
川島永嗣は下手くそすぎて世界の評価も低い?なぜ起用されてるの?
選手や監督としてものすごい実績を残してきたかといえばそんなことはないですし、サッカー界への貢献はすごいけどちょっと辛口がひどすぎるのではないかという気もしますね。
とはいえ、日本サッカー界に対する貢献はすごいですし、日本代表をべた褒めするマスコミ意外にこういう方がいるのは大事なことだと思いますので、これからも愛のある辛口評論を続けてもらいたいですね。
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