地震によるブロック塀倒壊の死亡事故の賠償責任、賠償金は?家主が責任負う?

   

2018年6月18日に近畿地方で震度6弱の大きな地震が発生しました。まだ被害の全容は分かっていないものの、これを書いている時点で3名の死者がでてしまったようです。

そのなかにはブロック塀が倒れてきて亡くなった方もいるようです。ブロック塀倒壊による事故は大きな地震がおきるたびに起きているようです。

この場合、ブロック塀の所有者が賠償責任を負うことになるのかなど気になったので調べてみました。

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大阪地震によるブロック塀の倒壊

6月18日朝に起きた地震は最大震度6弱ということでかなり大きな揺れだったようです。小学校のブロック塀が倒壊して、小学生の女の子が亡くなってしまうという最悪の事態も起きてしまいました。

報道をみるとこの小学校の壁のブロック塀は鉄筋などが入っておらず強度も十分ではなかったようです。壁全体が倒れていたということで強度に問題があったといえそうです。

このほかに80代の男性も住宅街のブロック塀の下敷きになって亡くなってしまったそうです。地震によるブロック塀の倒壊による事故は昔からけっこうあって、問題点が指摘されていて、注意喚起されているようですが、なかなか修繕が進んでおらず難しいみたいです。

ブロック塀 倒壊 責任

地震によるブロック塀倒壊の死亡事故の賠償責任、賠償金は?

地震によってブロック塀が倒壊してしまった場合、ブロック塀の所有者が賠償責任をおうことになるのでしょうか。

ブロック塀は法律的に土地工作物という位置づけであり、所有者が無過失責任を負うそうです。ブロック塀が脆くなっていたり、倒壊の危険性を認識していた場合には責任を負うのは当然ですが、そうした瑕疵を知らなくても責任を負うということです。

ただ、大きな地震という不可抗力による倒壊の場合には所有者の責任ではないので賠償責任を負わないということになります。

今回の地震は震度6弱という強い地震だったということもあり、ブロック塀という工作物自体に瑕疵があったとか欠陥があったともいえなさそうなので賠償責任が発生したり、賠償金が発生するという可能性は低いといえそうです。

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ブロック塀倒壊による責任問題

地震とブロック塀の倒壊については判例もいろいろあって、状況によって違ってくるようですが、基本的には大きな地震による倒壊では所有者は責任を負わないということが多いようです。

判例では震度6以上の大きな地震の場合には責任を負わないという傾向にあるようですが、最近は震度6以上の地震が各地で起きていますので、今後の震災でもこの判例が適用されるかどうかは微妙なところで専門家の意見も別れているようです。

自宅にブロック塀がある方は補修をしたり、塀の高さを低くするなどして被害が起きないように対策することを検討したほうがいいかもしれませんね。

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